消化管内視鏡検査
当院で行える検査
胃カメラによる胃の精密検査
経鼻内視鏡も
可能です
大腸カメラによる
大腸の精密検査
ポリープ切除が可能です
超音波エコーによる腹部超音波検査
可能です
胃カメラ
皆さんにとって胃カメラのイメージはいかがでしょうか?
気持ち悪いし苦しくて受けるのは辛い検査だという認識があると思います。
当院では経鼻内視鏡という鼻から行う胃カメラを行っています。
口からとの違いは、
- 舌の付け根を押さえつけないので
嘔吐反射が少ない - カメラをしながら会話もできる
など利点が多い検査です。
方法としては、
- 鼻から麻酔を入れます
- カメラの太さと同じ管を鼻に入れて
中を広げます - 胃カメラを行います
もし鼻が狭くて通らない方の場合は口からしますが、口用のカメラよりも細いので
負担少なく検査出来ます。それでも嘔吐反射の強い方はお薬を使って行うこともできます。
胃がもたれる・みぞおちが痛む・胸焼けするなどの症状がある方はぜひご相談ください。
費用
3割負担の方では約6000円(診察料+検査料)〜
14000円(病理検査追加した場合)程です。
胃がん健診で行う場合には市に登録することで70歳未満の方は1500円 70歳以上の方は無料で行えます。
大腸カメラ
お尻からカメラを入れて大腸全体約80cmを観察する検査です。
便秘や下痢・血便のある方、ご家族に大腸癌の方がいらっしゃる方にお勧めいたします。
よく大腸の検査で便潜血検査がありますが、それに比べてガンの検出率ははるかに高い検査ですが下剤を飲むのが大変・痛くて辛いなどのイメージが多く、皆さんにとって敷居の高い検査になっている印象を受けます。
しかし近年大腸癌は増加傾向であり、早期発見・早期治療が望まれております。
その中で、皆さんが苦痛を少なく受けるためにより辛くない内視鏡検査を提供させていただきます。
特に以前お腹の手術をされた方や腸が長い方、腸の癒着が強い方は痛みが出る方が多いので、鎮静剤を使用しての検査が可能ですのでご相談ください。
また、当院では日帰りポリープ切除を行います。今までポリープ切除は入院で電気メスで焼いて切る方法が基本でしたが
最近は1cm未満の悪性の可能性が低いポリープについては外来で通電しない方法での切除を行うことが増えてきました。
なので大腸を観察した際に6mm〜10mmの切除適応となるポリープはその場で切除いたします。電気メスで切除している方法に比べて出血のリスクが少ないとされております。
10mm以上のポリープは出血や穿孔の危険があるので、その際には入院施設のある病院への紹介をさせていただきます。
費用
3割負担の方で検査のみ 約8000円 病理検査3500円x個数
検査+ポリープ切除まで行うと約30000円程度ですがあくまで目安ですのでご参考程度でお考えください。